ピッキングのアルバイト 4ヵ月働いて気づいた楽なとこ、キツイとこ

2年間のニート生活を経てピッキングのアルバイトを始め、4ヵ月間働きました。

この4ヵ月でピッキングの楽だった点とキツかった点をまとめていきます。

 

そもそもピッキングとは?

倉庫内に保管されている商品を各店舗が発注した数を選び取り(ピックアップ)、まとめる作業です。そしてまとめた商品はトラックに搬入され、各店舗に運ばれて行きます。僕が働いていた倉庫の商品は主に飲料系でした。

 

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楽なとこ

ある程度自分のペースで作業が出来ることです

作業内容はハンディという手持ちの機械の画面に、商品数が映し出されるので、それを確認して商品を手に取って台車に乗せる。言ってしまえばこれだけです。

 

流れ作業では無いので、この商品はどこかな?どうやって乗せようか?誰かに聞こうかな等、少し止まって考える時間はあります。自分の体力が維持できるスピードで動いていられるのも楽でした。一人で抱えきれない商品数は手分けしたりもしました。

商品を台車に乗せる際、積み上げる際のルールもあまり複雑ではありませんでした。

トイレに行きたくなったら構わず行けるのも良かったです。

 

 

キツイとこ

忙しさがまちまち

その日に発注されている商品数によってバイトが終わる時間が変わってくるのですが、一定の時間ではありませんでした。僕は1日5時間働く予定でいました。最初の面接で残業が発生する場合もあると聞いており、たまに1時間以内なら大丈夫だと答えていました。しかしお店のセール時等、忙しい時は最長3時間残業もありました。

 

一応「残業出来ません、早めに上がらせてもらいます」と言えば帰れるのですが、僕がバイトに入る時間帯の人は基本的に最後まで残る区分だったので、毎回言いだし辛くなんやかんやで残業していました。

 

かと思えば最短2時間半くらいで終わる時もありました。2時間半~8時間のふり幅です。

嫌だったのは、この正確な終了時間がわからない事でした。一定の忙しさではないという点。

「もうそろそろ終わるからバイトの人は上がってください」と放送が入って終了でした。バイト先に来て、商品のリストを確認して今日の終了時間を何となく推察する。バイトに行く前は、それすら分からない。これがストレスでした。

 

 

あと飲料系の商品だったので、ビールやペットボトルや瓶等、様々な商品が区分けされています。今日は瓶のところ、今日はペットボトルのように、バイト先に行って指示を受けるまでどの商品の作業になるか分からないのもしんどかったです。

商品によって重さや疲れ方も正直変わってくるので。僕が主に担当していた商品の楽さでいえば、瓶のお酒>缶チューハイ>ビールケース>ペットボトルでした。

 

瓶のお酒は、ケースの中から取り出して台車に乗せるので瓶一本分の重さしかなく、楽なんですよね。その他は、中を取り出さずにケースごとに積んでいく。なので少し重かったりもしました。台車に乗せた商品の高さはある程度一定でなければいけないのですが、ペットボトルのケースは高さがバラバラで積み上げるのに苦労しました。

 

 

忙しい時の空気

どの職場でもそうかもしれませんが、やっぱり忙しいと周りはピリピリ、イライラしています。ある程度は自分のペースで作業できるとは言っても、あまりに迷ったり遅くなっていると少々きつめに指摘されたりもします。

ただ、僕の働いていた倉庫では社員とアルバイトが両方作業をしていましたが、アルバイトに対しては普段はソフトな物言いをしてくれていました。(そのかわり社員同士の指示はキツめでした。怒声もありましたし。)

 

 

 

とまあ、キツイ点を挙げさせてもらったわけですが、「それは君が働いていたところの問題なんじゃないの?」と言われてしまいそうな気がするくらい、ピッキングのアルバイトというより、その職場のキツイところの紹介になってしまいました。

 

要は辞めた理由が、いつ作業が終わるのか分からないのが嫌だった。これにプラス、社員の勘違いで怒鳴られた事や、同じアルバイトの数名に腹が立つ出来事があったりして気持ちが切れてしまったという個人的な話でした。

 

なので、ピッキング自体は人には割とおすすめ出来るアルバイトだと思っています。

 

慣れるまでは自分のペースで考えながらできる。慣れれば考えなくても体が動く

 

これから始めようと考えている方へ

忙しさが日によってあまり変わらず、かつ短時間であれば続けやすく、さらに商品が軽量であれば尚良いでしょう。求人に女性活躍中とあれば狙ってみるのもありかと思います。

 

 

余談

今回のアルバイトは一度、派遣会社に登録してから倉庫での勤務となっていました。

派遣会社への登録、結構おすすめです

理由は、シフトが派遣会社の方への提出だけで済むこと。

現場である倉庫会社の方から直接「シフトもう少し入れない?」「急だけどこの日は入れる?」といった面倒なお願いなんかは一切無かったです。

こちらのシフト希望は順守されていると感じました。

また、辞める際にも派遣会社の方への報告だけで、現場で何か言われたりすることもありませんでした。

職場の人間関係が煩わしい人こそ派遣会社への登録をおすすめします。